「Drink from a firehose」には「処理しきれないほど多すぎる」という意味のニュアンスがあります。
主に仕事の業務量が多すぎて処理が間に合わないような場合に使います。
私のオフィスでしょっちゅう聞くフレーズ よ。
一週間の休暇前にたまった仕事を片付けなければならないらしい。
— ゆずピザ🇺🇸英会話 今日の一言 (@YuzuPizza) August 2, 2020
嫁: With this job, I always feel like I’m drinking from a firehose. (この仕事やってると、いつでも業務量が多すぎ)
Drink from a firehoseで「多すぎて処理しきれない」みたいな感じ
「Drink from a firehose」は直訳すればもちろん「消防用のホースから飲む」です。大量にドバッと出る水を口を開けて飲む姿をちょっと想像してみてください。
とても飲みきれるものではありませんよね。これが転じて「処理しきれないほど多すぎる」の意味になりました。
「Drink from a firehose」を使った例文3選
「Drink from a firehose」を使った例文をアメリカ人のルーシーに作ってもらいました。しっかりと使い方のニュアンスを覚えましょう。
私が例文を作りました。
There is so much information out there it’s like drinking from a firehose. It’s difficult to find what I’m looking for.
世の中はたくさんの情報にあふれすぎていて、とても処理しきれないほどだ。探している情報を見つけるのが難しい。
Our company is growing very quickly and it feels like we are trying to drink from a firehose to catch up with all of the business coming in.
我々の会社は短期間で成長が著しく、次々と舞い込んでくる仕事はキャパシティーを超えるほどだ。
I just spent that entire meeting drinking from a firehose to try to remember all of the statistics he was mentioning.
会議のあいだじゅう彼の話していた統計を全部覚えるのに必死でてんてこまいだった。
「Drink from a firehose」の由来
「Drink from a firehose」の発祥は意外に新しく、1991年に登場したようです。ソースはここ。
マサチューセッツ工科大学の学長が「マサチューセッツ工科大学で教育を受けるのは消防用のホースから水を飲む事に例えられる」と発したのが始まりです。
ある生徒たちのグループがが面白がって、校舎内のある水飲み場に消防用のホースを取り付けるいたずらをしたみたいですね。写真を見ると、そのホースが消火栓につながっていて、いかにも水がドバーッと出そうな感じです。
最後までお読みいただきありがとうございます。コメントを残していただければ作者が喜びます。
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