楽しかったデートの後は、相手にその気持ちを伝えたいですよね。
「楽しかった」は英語で「It was fun」、「I was having so much fun」、あるいは「I had a great time」などがありますが、せっかくデートして打ち解けて楽しい思いをしたのなら、もっと気持ちがうまく伝わる表現を使いたいと考えるのも当然かもしれません。
気持ちをうまく伝えるには具体的にその楽しさを表現するのが一番です。
今回はデートが「とても楽しかった」を上手に伝える英語表現をルーシー(アメリカ人)が紹介します。
私がフレーズを選びました。
音声担当も私です。
関連記事↓
スポンサーリンク
デートが「とても楽しかった」を上手に伝える英語表現
楽しいデートと一口に言っても、色々あります。ウキウキ、ワクワク楽しかったのか、相手が魅力的なので楽しかったのか。
本記事では、デートが「とても楽しかった」を伝える英語表現を項目を分けて紹介します(項目の内容は上の目次を参照ください)。
思いが誠実に伝わるように、あえて「歯の浮くような」フレーズは避け、アメリカ人女性が普通に使うフレーズを選びました。
一般的な「楽しかった」
ここでは、デートがとても楽しかった、の一般的な英語表現を集めました。
It was funでももちろん良いのですが、もうちょっと突っ込んだ表現を使えば、気持ちがより伝わるのではないでしょうか。
The time flew by so quickly being with you.
訳: あなたと一緒だとあっという間に時間が過ぎてしまった。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものです。彼にその事を伝えれば、いかにあなたがデートを楽しんだかを伝えられます。
I look forward to getting together again soon.
訳: またすぐに会えるのを楽しみにしているね。
デートがとても楽しかったと伝えると同時に「また誘ってね」とさりげなくほのめかす表現です。
I’d like to talk with you more next time.
訳: 次はもっとたくさんお話ししたいな。
ウキウキワクワクでとても「楽しかった」
とってもウキウキ、ワクワクと楽しいデートってありますよね。一緒にテーマパークに行ったり、綺麗な夜景を観に行ったり。
そんなエキサイティングで楽しかったことを伝える英語フレーズをここで紹介します。
Thank you for giving me an exciting day.
訳: 刺激的な1日を有難う。
My heart was pounding the whole time we were together.
訳: 一緒にいたらずっとドキドキしてた。
I am drawn to your willingness to try new things.
訳: あなたって新しいことにチャレンジするのが好きみたいで、そこに惹かれました。
「Drawn」は「Draw」の過去分詞形で「惹きつけられる」の意味があります。
「Draw」については、こちらの記事もどうぞ↓
魅力的な人で「とても楽しかった」
デートが楽しいのはなんといっても相手が魅力的だからですよね。この際、恥ずかしがらずにはっきりとそれを伝えてみれば、相手も悪い気はしないはずです。
知的な人でとても楽しかったの英語表現フレーズ
You are very intelligent. I really enjoyed the conversation with you.
訳: 知的な人ですね。お話しするのがとても楽しかった。
You are so creative. I am intrigued by you.
訳: とっても独創的ですね。そこに惹かれます。
I like how you explained things about your career; you are so smart.
訳: お仕事の話、楽しく聞かせてもらいました。知的な方ですね。
仕事ができる人は男女を問わずとても魅力的ですよね。生き生きと仕事の話をしてくれると、こちらまで楽しくなってきます。
ユーモアのセンスがあって「とても楽しかった」
I’m happy to meet someone with such a good sense of humor.
訳: あなたのようなユーモアのセンスのある人と逢えて楽しかった。
You made me laugh so much when we were together.
訳: 人を笑わせるのがお上手ですね。笑いが絶えませんでした。
It was great to have someone to laugh with so much!
訳: 一緒に笑い合ってとても楽しかった。
かっこいい人で「とても楽しかった」
I have to admit. I am really attracted to you.
訳: 思い切って言っちゃうけど、私、あなたに惹かれてる。
You are so good looking! I love your smile.
訳: イケメンだね。あなたの笑顔が好き。
I am drawn to your smile.
訳: 私、あなたの笑顔に惹かれる。
「Drawn」は「Draw」の過去分詞形で「惹きつけられる」の意味があります。
「Draw」については、こちらの記事もどうぞ↓
異文化交流で「とても楽しかった」
異文化交流ができるというのは、異国の人とデートをする楽しみの一つではないでしょうか。
ルーシー(アメリカ人)は私の嫁ですが、いまだに異文化交流をしているような楽しさがあります。
ここでは、そんなエキゾチックな体験がとても楽しかったことを伝える英語フレーズを紹介します。
I really enjoyed learning more about your culture from you.
訳: あなたの国の文化のことが学べてとても楽しかったよ。
I appreciate you sharing your thoughts on American culture with me.
訳: アメリカの文化についての意見を分かち合ってくれて嬉しい。
このフレーズでは、American cultureを例に使っていますが、他の単語に入れ替えることによって色々と応用ができます。American foodでも良いし、知的な会話ができたなら、Amerikan politics(政治)などを使っても良いでしょう。
It’s a lot of fun to discuss things with you by comparing our different perspectives and backgrounds.
訳: 私たちの物事の見方や生まれの違いを比べて話し合うのってとても楽しかった。
安心できて、心が落ち着いて「とても楽しかった」
デートをしていて安心感があるというのは、とても嬉しいですよね。そのような表現を集めました。
It felt very cozy with you at the coffee shop.
訳: 喫茶店であなたと一緒に過ごした時、とても心地よかった。
「At the coffee shop」はもちろん省略可能です。他の場所に置き換えても良いですよね。「At the restaurant」や、「At the bench in the park」などなど。
I feel comfortable being myself with you.
訳: あなたと一緒だと私が私自身でいられて心地いい。
「Being myself」で「ありのままの自分でいる」というニュアンスがあります。
なんでも話せて「とても楽しかった」
You are a good listener. That’s a great quality to have.
訳: 話を聞いてくれて有難う。聞き上手なんですね。
Conversation with you puts me at ease; it’s really nice.
訳: あなたと話しているとなんだかリラックスしてくる。とても素敵。
優しくしてくれて「嬉しかった」
You make me feel really special.
訳: あなたといるとなんだか自分が特別な人になったみたい。
優しくしてくれたり、気遣ってくれたりすると自分がその人に対して特別な人になったような気になりますよね。そんな時に使うフレーズです。
Your way with me is very respectful and I appreciate that.
訳: 私のことをすごく気遣ってくれて、とても楽しかった。
I’m happy to find someone who is intuitive of my needs.
訳: 私の心が読めるみたいに先回りして、私がして欲しいことをやってくれる。とても嬉しかった。
「Intuitive」は「直感的に察する」というニュアンスで使われています。
ドアを開けて待っていてくれたり、気遣ってくれて会話をリードしてくれたり、心を察して雰囲気づくりをしてくれたり、とてもあなたを大切にして、あなたを幸せにしてするために先回りして行動してくれていることを感じた場合に使うフレーズです。
I like how mellow and introspective you are when we are together.
訳: あったかで、落ち着いていて、一緒にいて楽しかった。
気が合って「楽しかった」
Seems like we have a lot in common.
訳: 私たち、気が合うみたい。
文法的に正しくいうならば「It seems like〜」と「It」を頭につける必要がありますが。ネイティブは省略することも多いです。
I like that we have similar interests.
訳: 私たち、同じことに興味があるみたい。
訳: 映画好きの私と同じ気持ちを分かち合えてとても楽しかった。
「Movies(映画)」の部分は状況に応じて他の単語と入れ替えて使ってみてください。
It was fun to find out that we both love the same types of activities.
訳: お互い同じタイプの活動が好きだとわかってとても楽しかった。
おわりに
今回は、デートがとても楽しかったを上手に伝える英語表現フレーズを紹介しました。
楽しい時を過ごせたなら、相手にその気持ちを伝えたいですよね。
この記事で紹介したフレーズがお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。コメントを残していただけると作者が喜びます。
関連記事↓
コメント
お久しぶりです。このところあまりアップデートされていないようなので、少し心配しています。
さて、デートでの表現、どれも素晴らしいですね。私はもうデート云々という歳でもないですが、一点気がかりな点がありました。アメリカ人というか、特にアングロサクソン系の人は、悪い表現をすれば裏表が激しいというか、人前では特に悪い事の本音を言わない傾向がありますよね。だとすると、本当は脈がないのに、どの表現をしたとしても相手は好意的に受け取る可能性があるかなと思いました。これは言語の問題ではないかもしれないけど、どうしたものでしょうかね。
Кейсукеさん、
コメントありがとうございます。更新サボってしまって、ご心配をかけてしまったようで、申し訳ありません。最近仕事も忙しくてちょっとブログの方は怠けてしまっています。
私もデート云々という歳ではないのですが、アメリカ人ってあまり直接的な表現をさける、というのは私も感じています。日本人の方がよっぽど素直なのではないかと。アメリカに来てまだ英語に不慣れで、いろいろな表現が出来ない時期にはちょっと苦労しますよね。
まぁ、アメリカには告白、という概念がないので、脈があるかどうかはあまり深く考えずにとりあえず気軽のデートに誘ってみるのが良いみたいです。
YuzuPIzzaさん、
コメント感謝致します。お仕事がお忙しい様で、大事なく何よりと存じます。日本人は何故かさしたる根拠もなく、”日本人は表裏が激しい”と思い込んでいる人たちが多いだけに、アメリカとか海外でデートみたいなシチュになると、海外の人はあまり裏表がないだろうと思い込んだりするので、言語以外のところで齟齬が生じて思わぬ結果になったりするかもしれませんね。残念ではありますが、日本人の国際性というかそういう感性は、50、60年前とあまり変わっていないなあと思ったのでした。
Кейсуке
そうですね。私の経験ですと、アメリカ人も本音と建前を使い分けますよね。男女の関係だけではなく、仕事上でもそう感じます。直接的で感情的な表現は避けようとしますね。パワハラ、セクハラなどにとても気を使っているからでしょうか。
慣れてくると、柔らかな物腰で言われても「あ、これは相当怒っているな」とかわかるようになります。