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G-ratedの意味と使い方を例文で紹介


G-ratedの意味の解説と、使い方がわかるような例文を紹介します。

何も知らないでいきなりこの言葉が会話や記事の中で出てきら、「なんのこっちゃ?」ですよね。

実はこれはアメリカ映画協会が定めた映画の指定システムから来ているのです。

G-ratedの意味とは?

まずはG-ratedの意味を解説します。

G-ratedは「一般向けの」などと訳されていますが、正確に言えば、「子供からお年寄りまで」、さらに正確にすると、「子供に見せても大丈夫な」というニュアンスがあります。

「当たり障りのない」、「無害な」みたいなニュアンスにもなります。

使い方によっては「毒がなくてつまらない」のような、ネガティブなイメージで使われることもあります。

例えば、G-rated dating といえば、そこからイメージされるデートは、、、

G-rated datingのデートのイメージ:

遊園地であそび、公園のベンチで二人でアイスクリームを食べ、まぁ、手くらいはつないでも許容範囲かな。そして両親が心配しないように9時前には帰宅する、といったイメージです。

ルーシー
ルーシー

健全な未成年のデートって感じね。

G-ratedの由来

さて、どうしてG-ratedが「一般的な」、「当たり障りのない」、「子供向けの」のような意味になったかというと、

そもそもこの単語は映画の指定分けから来ています。

アメリカ映画協会が視聴者に、子供向け、青年向け、あるいは成人向け、など映画の内容の過激さに応じて指定しているのですが、G-ratedというのは、その中で一番マイルドなのです。

これは、ネイティブなら誰でも知っていることです。そこから上記のような意味に発展したのですね。

例えば、ディズニーの「カーズ」や、ジブリの「魔女の宅急便」はG-ratedの映画です。まざに「お年寄りから子供まで」楽しめる映画ですよね。

G-ratedの逆で、あまり子供に見せたくない過激な映画はR-ratedになります。「セックス アンド ザ シティ」などはR-ratedです。

アニメでも過激なものはR-ratedです。「鬼滅の刃」はR-ratedになっています。

意外にも「アナと雪の女王」はG-ratedではありません。その一つ上のPG-rated (一部子供に不適切な表現あり)になっています。

というように、G-ratedは非常にマイルドな映画になっています。

なので、ともすると、退屈な、お子様向けの、というニュアンスで使われることがあるのです。

G-ratedを含んだ例文

G-ratedを含む例文をご紹介します。

正直、G-ratedを映画の指定以外の「一般的な」、「当たり障りのない」、「子供向けの」というニュアンスで使うことは、日常会話ではあまりありません。

ゆずピザ
ゆずピザ

日本語で例えると、「敵は本能寺にあり」というフレーズは誰でも知っているし、その由来もわかるけど、あまり日常会話では使わないのと似ているかもしれません。

G-ratedを日常会話で使うのはちょっと小洒落れすぎている表現のように感じます。

でもこういう表現をサラッと自然に使いこなせると、ちょっとかっこいいかもしれません。それを踏まえてアメリカ人のルーシーに例文を作ってもらいました。

ルーシー
ルーシー

私が英文を作成しました。

All your activities are so G-rated, come on, live a little!
訳: あなたのやることって本当に健全で安全で毒がないわね。もうちょっとやんちゃしちゃったら?

健全な模範生のようなことしかしない相手にちょっと毒づいて、「もっと危ないこともしようよ」みたいな話をしています。

このように、G-ratedは「子供っぽい」の表現とは限りません。「安全、安心」から一歩も外へ出ない、というようなシチュエーションでも使います。

A: How was your date last night? (昨日のデートどうだった?)
B: It was good, pretty G-rated. (よかったよ。健全なお付き合いって感じだった。)

A: Was that party crazy? (パーティーはすごかった?)
B: No it was G-rated; just board games and soda. (いや、とても健全だったよ。ボードゲームをやったり、(お酒ではなく)ジュースを飲んだり。)

というわけで、G-ratedの意味と使い方を例文を使いながら紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございます。コメントを残していただけると作者がよろこびます。

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