この記事は以下のような人におすすめです。
この記事がお勧めな人
- アメリカ駐在員で部下を褒める重要性はわかっているが、具体的な表現例が知りたい人。
- 通常の業務は英語でできるが、アメリカ人部下をどのように褒めたら良いかわからない人
- アメリカで数年駐在をしているが、褒め上手になって部下と関係を縮めたい人
アメリカでは上司が部下を褒めることはとても大事です。
日本人の上司は部下を褒めることが苦手だと言われますが、以下のような4つのメリットがあります。
部下を褒めることの4つのメリットとは
- 職場の環境が良くなる
- 人材の定着率が上がる
- 従業員のモチベーションが上がる
- その結果職場の生産性があがる
ただ「Thank you」というだけでは気持ちが伝わらないのは英語でも日本語でも同じです。
英語でも褒め言葉には色々な表現があります。
今回は「部下への褒め言葉の英語フレーズ」をご紹介します。
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部下の仕事ぶりを褒める英語フレーズ20選、現役米国人マネージャーが紹介

今回はルーシーに、『部下を褒めるのに便利な英語フレーズ』を20個厳選してもらいました。

ルーシーです。よろしくね。
ルーシーはアメリカのミシガン州、デトロイト郊外にある金融系投資顧問会社のある部門でマネージャーをしていて、現在6人の部下がいます。
「Thank you for~ 」のような日本人にも理解しやすい単純なものからもう少し複雑なものまで、どれも彼女が日常的に使用している自然な英語です。
ですから、どれも自信を持ってお勧めできる表現集です。
アメリカ人マネージャーが教える『すぐに使える褒め言葉フレーズ』4選
まずはあらゆるシチュエーションで使える汎用性が高く、簡単なフレーズから紹介します。
明日からでもすぐに使えますよ。
面倒なら、解説は読み飛ばしても大丈夫です。
You did a great job!(素晴らしい仕事だ)
単純に「Great job」でも良いです。
GreatはGoodのさらに上の表現ですが、実質どちらも変わりません。
簡単な表現ですが、そのぶん気軽に使えって褒めることができます。
It’s a pleasure working with you. (君と一緒に働けて嬉しいよ)
これも一般的ですぐに使えるフレーズです。
ことあるごとに使ってみてはどうでしょう。
例えば、部下がレポートを提出した後に、「Great job. It’s pleasure wroking with you」 と言えば、褒められ、仕事ぶりを評価されていることが伝わるでしょう。
モチベーションアップにつながり、生産性アップするはずです。
Thank you for your hard work. (君の一生懸命な働きぶりに感謝するよ)
普通に感謝の意を示すのに使用しても良いですが、ぴったりのシチュエーションとして、ちょっと無理を押し付けてしまって、それに答えて頑張ってくれたり、予想以上の働きぶりを見せてくれた時の褒め言葉として使用するのがおすすめです。
Thanks for making my life easier. (私の生活を楽にしてくれてありがとう)
これは、「君のおかげで私の負担が軽くなったよ」と言うニュアンスがあります。
上記の2つの表現ですが、「Tank you for… 」の形式をとっていることに注目してください。「Thank you」 ではそこで終わってしまいますが、 「for…」 を加えることで、その 「for 」のあとに感謝の理由を持ってくるのは非常に便利な表現です。
アメリカ人マネージャーが教える『ユーモラスな褒め言葉フレーズ』2選
ここで紹介するのは、英語でもちょっと変わった英語の褒め言葉です。
これらもルーシー(アメリカ人の現役マネージャー)が頻繁に使うフレーズです。
カジュアルな職場なら使ってみる価値ありですよ。
ちょっと想像力を働かせることで、面白い褒め方ができます。
You are a rock star! (君はロックスターだ)
ルーシー(現役マネージャー)はこれを、本当に飛び抜けて良いパフォーマンスを発揮した部下を褒める時に使うといいます。
ユーモラスな表現ですが、本当に良い仕事をした部下に誠実に伝えるそうです。
職場の雰囲気というものもあるので、どのような場所でも使えるものではありませんが、カジュアルな職場での褒め言葉としておすすめです。
I wish we could clone you. (君のクローンがあれば良いのに)
これもユーモアのある褒め言葉です。
「君のような優秀な人材がもっといれば良いのに」というニュアンスの意味ですね。
カジュアルな職場づくりにはこのようなユーモアで攻めるのもアリかとおもいます。
「I could… 」ではなく、「We could…」であることに注目です。
この場合の「We」は会社や、マネージメント部門、あるいはチームをさします。
「We」にすることで、会社全体がその部下から利益を得ていることを強調しているのです。
アメリカ人マネージャーが教える『具体的に褒める英語フレーズ』12選
この章は、ちょっと表現は複雑になりますが、「具体的に褒めるフレーズ集」です。

ルーシー(現役ネイティブマネージャー)曰く、「褒める時に、その具体的な理由をつけると部下も何が評価されたのかがわかり、その評価された部分をさらに頑張ってくれるので、生産性が上がるのよ。」ということです。
さすがは現役マネージャーです。
このように、英語では具体的な仕事ぶりを褒めるのは単純に褒めるより効果があります。
表現のすぐ後の解説では、フレーズの汎用性を高めるため、表現の変更のコツを書いています。
以下の例文は青字の部分が英語の定型句です。
その他の部分を変更することで様々な褒める表現が可能です。
Thank you for taking care of that so quickly. (素早い対応、ありがとう)
Thank you for all you do for our clients. (君が顧客に対応してくれた全てのことに感謝するよ)
上記の二つの文は前にも出てきた 「Thak you for~」の形ですね。
~の部分に褒めた理由を加えることができます。
非常に汎用性が高い褒め言葉ですね。
シチュエーションに合わせてFor以下の節を色々作ってみてください。
You did a great job dealing with the difficult situation. (あの難しい状況によく対応してくれたね)
You did a great job handling that client call. (あのクライアントの電話対応、素晴らしかったよ。)
前の章で紹介した 「You did a great job」 の後に「動詞+ing」で理由を加えることができます。これも応用が効くので覚えておくと便利な褒め言葉です。
You handled that difficult situation with professionalism. (君はあの難しい状況をプロフェッショナルとして切り抜けたね。)
「Handle~」 はここでは「~を取り扱う、~を操作する」という動詞になります。
日本語でもハンドルは車を「操作する」ものですよね。
「Handle…with~」 で、「…を~によって取り扱う」というニュアンスの意味になります。
I appreciate all of your efforts on this project. (このプロジェクトに対する君の働きぶりを評価するよ)
I appreciate that you are always thinking of ideas for improvements. (君はいつも改善のためのアイデアを考えているね。評価するよ)
I appreciate~ はまさに英語の褒め言葉の王道です。Appreciateは他動詞なので、~の部分に目的語を入れて評価の理由を示します。
「Appreciate that?」にすればThat以下でより具体的に理由を示すこともできます。実際に欧米の職場でよく使われています。
応用も効きやすいので、ぜひ覚えておきましょう。
You demonstrated great leadership in today’s meeting. (今日の会議で君は素晴らしいリーダシップを発揮していたよ)
Denonstrateは「~を実演する」「~を行動で示す」という意味です。日本語でもデモンストレーションとか、デモといいますよね。
英語でも同じような意味です。
部下が何か見えるような形でパフォーマンスを発揮した時の褒め言葉として使うと良いでしょう。
The way you took care of that task was a good example for other employees. (君の業務の遂行方法はほかの従業員の良い見本になったよ)
「The way~ was a good example for other employees.」 ~の部分に具体的な事柄を入れてみてください。
たとえは、他の例文と合わせて 「The way you handled that client call was a good example for other employees. (君のあのクライアントの電話対応は他の従業員のいい見本になったよ)」 とできます。
I’m impressed with your ability to handle such a large workload with very few mistakes. (短期間に多量の業務をこなす君の能力には感動するよ)
I am impressed with~ で「~に感動する」 これも非常に効果的な褒め言葉の表現です。
The project went smoothly because of your attention to detail. (君の細やかな気配りのおかげでプロジェクトが滞りなくうまくいったよ)
「The project went smoothly because~」 でプロジェクトが滞りなく進行したというニュアンスの意味になります。
Nice email! (今のメール、グッジョブ)
単純な表現ですね。これは使い方を以下で説明します。
部下がクライアントに適切なメールを送った場合、上司にもCCで送られることがありますよね。
この時、嫁はすかさず部下にNice email! と褒めるためにてメールを返すそうです。
もちろんクライアントは宛先から外します。
細かいことですが、英語ではこういったちょっとした褒め言葉が良い職場環境を作るそうです。
これは簡単にできますね!試してみてはどうでしょう。
『チームワークに貢献している人に対しての褒め言葉』2選
ルーシー(現役アメリカ人マネージャー)は言います。
「会社は一人ひとりがパフォーマンスを上げてもチームとして機能しなければ全体のパフォーマンスは下がる。部下の中にはそのようなチーム作りに貢献している人がいる」と。
このような従業員に褒め言葉で評価していることを伝えるのはすごく重要なのだそうです。
こういう人は、とかく個人主義になりやすいアメリカでは特に貴重です。しっかりと褒めてあげて、会社の財産にしましょう。
Your positive attitude is beneficial to our team. (君のポジティブな態度は我がチームに利益的だよ)
アメリカ人はポジティブなことを好みます。そのため「Positive attitude」はよく使われます。
キーワードとして覚えておくとよいです。
「My team」ではなく、「Our” team」であることにも注目ですね。
I am very pleased with the improvements to efficiency that you have made for this department. (君が行ったこの部署の効率の向上について、とても喜ばしいよ)
「I am very pleased with~」 は、「~についてとても喜ばしい」というニュアンスの意味になります。
個人的な出来事にお祝いを言う英語フレーズ
褒め言葉とは違いますが、チームのモチベーションを上げるのに効果的なのは、部下の個人的な出来事にお祝いを言うことです。
もちろん、個人情報を詮索してはいけませんが、皆が周知の事実なら祝うと大変よい印象です。
例えば、以下のような英語フレーズがあります。
個人的な出来事にお祝いをいうフレーズ
- Happy birthday. (誕生日おめでとう)
- Congratulations on your newborn baby. (出産、おめでとう)
- Congratulations on your engagement. (婚約おめでとう)
長文が覚えられなければメールや書き置きでもOKです。
アメリカ人は個人主義です。でも個人主義だからこそ、上司がこのようなお祝いの言葉をかけられると、自分を「見てくれている、気を配ってくれている」という安心感ができ、モチベーションのアップにつながります。
使い方に注意したい褒め言葉英会話フレーズとは?
以下の表現は上から目線に感じることもあり、使い方に注意が必要な英語フレーズです。
一見、褒め言葉に見えますが、あまり良い印象を与えない表現があります。
それは、言われると上から目線に感じてしまうからです。
これ、一見問題が無いように見えますが、褒め言葉としては取り扱い注意です。
ヘタをすると横柄に聞こえます。
日本の「ご協力ありがとうございます」の感じではありません。
例えば、業務の指示を行った後ですぐにこのフレーズを使うと「有無を言わさず」の雰囲気が出てしまいます。
代わりに 「Thank you. I appreciate it. 」を使いましょう。
これも微妙な表現ですね。
無理なお願いをした後でこのフレーズを使うとこれもまた「有無を言わさず納得させた」感がただよってしまうため、おすすめできません。
英語で褒め言葉を使うときの3つの注意点とは?
大袈裟に褒めない
言うまでもなく、あまりにも簡単な業務を大袈裟に褒めるのはNGなのは日本と同じです。あまり大袈裟だと、「バカにしているのか」と思われてしまいますよね。
お世辞でななく、本音で褒める。
チームの生産性をあげたいのならば、お世辞は必要ありません。
本音で褒めるべきです。
お世辞を本気にされてしまえば、パフォーマンスレビューの時に困ることになりかねません。あくまで本当に評価したい時に褒めてください。
褒めるというよりは、感謝の意を表す態度で接する
アメリカでは上下関係の意識が薄いと言われています。そのため、上司、部下の関係であっても人間としては対等の関係で接することを望みます。
褒める時も上から目線は避け、感謝の意を表するような感覚で褒めるのがおすすめです。
まとめ

以上、部下への褒め言葉を現役ネイティブマネージャーに集めてもらいましたが、
「例文が長すぎて覚えられん!」という方もいるかと思います。
そんなときはメールか、あるいは机に簡単に書き置きをしておくのも良いです。
アメリカ人は文章での感謝を好みます。特定の人をひいきせずに実施すればモチベーションのアップに効果的です。
アメリカ人は褒めて伸ばす文化です。褒め上手になってチームの生産性を上げるのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただき有難うございます。コメントを残していただければ作者が喜びます。
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