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コロナ禍の中、米国からイタリアへ旅行するのに必要な書類

2021年9月半ばから10月始めまで、イタリアへ行ってきました。

いまだ世界はコロナウイルスの影響下です。なので、イタリア入国には普段以上に必要な書類等があります。

今回はイタリア入国のためにルーシーと私が準備したことをまとめました。現在米国に在住で、イタリアに旅行したい人の参考になれば幸いです。

コロナ禍の中、イタリア入国に必要なもの

まずはざっくり、イタリア入国に必要なものをまとめました。私たちが旅行したのは10月の半ばです。パスポート、場合によってはビザなど、通常の入国に必要な書類の他に、コロナ関係では以下の事柄が必要でした。

イタリア入国、コロナ関係で必要なものリスト:

  • コロナの陰性証明
  • ワクチン接種証明
  • EU Digital Passenger Locator Form

一つずつ解説します。

コロナの陰性証明

まず、コロナウイルスに感染していないことを証明する陰性証明書が必要です。そのためにはコロナの検査を受けて、証明書を発行してもらう必要があります。

私たちはeMedのサービスを利用しました。

eMedでは医療機関に出向くことなく、自分でコロナの検査ができる大変便利な検査キットです。

検査はスマホを使いオンラインでカメラを通じて検査員の指導のもとに行います。

そして陰性証明はメールでPDF形式で送られてきます。

私たちはそれを空港でのチェックインの時に見せたらOKでした。

詳しくはeMedの使用した時の体験談の記事をごらんください。

ワクチン接種の証明書

イタリア入国にはワクチンを2回とも接種した証明が必要でした。証明書がない場合はイタリアで何日か隔離を行わなければならないようです。

私とルーシーは米国で接種した時に交付されたCDC発行のがカードを空港のチェックイン時に見せました。

EU Digital Passenger Locator Form

EU Digital Passenger Locator Formというのはオンラインのフォームで、旅行日程や滞在先の情報を記入します。やり方はウェブサイトにアクセスして自分のアカウントを作り、指示にしたがって必要事項を記入します。

EU Digital Passenger Locator Formのサイトはこちらです。

主な記入情報は以下の通り、

  • 訪問する予定の国
  • フライト番号
  • 滞在先の住所
  • 誰と旅行をするか

上記の他にも様々な記入項目があります。実際にサイトにアクセスしてご確認ください。

サイトで必要事項を記入し、オンラインで提出した後は、サイトにログインすることでフォームにアクセスできます。

フォームはPDF形式でも出力できるので私はPDFファイルをスマホに保存し、空港のチェックインではスマホの画面を見せました。

以上が私とルーシーがイタリア入国のためにコロナ関係で準備した書類です。これで問題なく入国できました。

イタリア入国までのながれ

続いてはイタリア入国までの私とルーシーの体験をお話しします。

前章で紹介した書類を用意して準備万端で空港にむかいました。2021年10月半ばのことです。

デトロイト空港からの出発でしたが、チェックインの際、コロナ関係ではワクチンの接種証明書と陰性証明の提示を求められました。

ワクチンの接種証明はCDC発行のカードをみせ、陰性証明はeMedで発行してくれた証明書をスマホの画面で見せました。

それと、係員にEU digital passenger locatorに入力したかを訊かれましたので、スマホに保存していたPDFを開いて画面上で見せました。

空港のチェックインでは以上です。かなりスムーズにいきました。

なお、飛行機の機内では旅行日程を記入する用紙を配られ、それに記入しました。ボールペンなどを用意しておくと便利です。

さて、飛行機が空港に到着し、いよいよ入国です。ルーシーと私の最終目的地はイタリアのローマですが、飛行機は直行便ではなく、パリを経由しました。

なので、フランスで入国審査がありました。

でもローマでは入国審査がなかったので、EUへ入る審査、といったほうが良いのかもしれません。詳しいことは分かりません。

とにかく、パリの空港での審査ではコロナ関連でははワクチン接種の証明書を見せました。それ以外ではパスポートなど、普通の書類です。

陰性証明書やEU digital passenger locator formのことは訊かれませんでした。

入国手続きは長蛇の列で、審査や荷物チェックなどで1時間以上かかりました。おかげでパリからローマへの飛行機に乗り遅れてしまいました。

国をまたいで乗り継ぎがある場合は十分に余裕を取るべきでした。

入国手続きが終わった後は、係員にローマへの飛行機に乗り遅れたことを告げ、次の飛行機の席を手配してもらいました。4時間ほど待つ羽目になりました。

そんなこんなでなんとかローマの空港につきました。ローマ空港ではチェックはなく、何もしないで空港を出られました。

EU同士はうまくつながっているのでしょうね。

というのがアメリカ出国からイタリア入国までのながれです。

このように、ちゃんと必要書類を準備しておけばスムーズにことがはこびます。

イタリア国内でのコロナの状況

以上がイタリア入国までの流れでしたが、ここでは簡単にイタリア国内でのワクチン接種証明、マスクの着用についてのことをざっくりお話しします。

ワクチンの接種証明

イタリア滞在中、ワクチン証明を何度か提示しなければならないシチュエーションがありました。

例えば、有料の公園に入る時など、チケットを購入する際や、駅のフードコートでテーブルについた時などに接種証明の提示を求められました。

ローマからフィレンツェまでは鉄道を利用しましたが、社内で車掌さんらしき人が切符のチェックに来ました。その時にもワクチンの接種証明の提示も求められました。

マスクの着用について

ルーシーと私は今回、ローマ、フィレンツェ、ルカに行きました。屋外でマスクをしている人はあまり見かけませんでした。

しかし屋内ではマスク必須です。

ローマからフィレンツェまでの鉄道では常にマスク着用が義務付けられていました。

以上、簡単ではありますが、米国からイタリアへの入国の体験をお話ししました。参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。コメントを残していただけると作者が喜びます。

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